Series03 紅茶と小さな楽しみ
#03 午後の仕事は、紅茶で切り替える
関東も梅雨入りが発表された。
数日前までは、初夏にしては暑いくらいの陽気だったのに、
今日は半袖で過ごすには、肌寒いくらい。
窓の外は、朝から曇り空。
家の中にいると雨音は聞こえないけど、外に目をやると、細かい霧雨だった。
午前中の仕事を終えて、軽めの昼食を片付け終えて、ひと段落したところ。
さて、これから午後の仕事に取りかかろうというところで、飲み物を何にするか考える。
いつもならコーヒーを淹れる時間だけど、今日は少し違う。
不思議なもので、梅雨時になるとコーヒーが少し重たく感じるような日がある。
だからといって、ハーブティーやフレーバーティーだと、少し気持ちがゆるみすぎてしまう。
午後もまだ仕事が続く。
手の抜けないタスクや、MTGも控えている。
もう少しだけ、気を引き締めていたい。
そんなとき、自然と手が伸びるのが紅茶だったりする。
朝のコーヒーのような力強さはないけれど、気持ちを静かに整えてくれる。
自分にとって、緊張とリラックスの、ちょうど真ん中にいるような飲み物になっている。
紅茶をストレートで飲むときは、ホットでもアイスでも、基本的には何も加えない。
砂糖もミルクも入れず、そのまま飲む。
なによりも好きなのが、カップから立ちのぼる紅茶の豊かな香り。ストレートで飲むと、茶葉そのものの香りをじっくり楽しめる。
梅雨の少し湿った空気の中だと、その香りがいつもより豊かに感じられる気がする。
在宅ワークをしていると、一日の中で何度も飲み物を用意する。
そのなかでも午後のタスクに入る前は、少しだけ特別な気がする。
フレックスの働き方でも、そんなにしょっちゅう席を立つ余裕はないので、お昼前後の休憩のタイミングで、しっかりとした量の飲み物を用意することが多いのだ。
最近よく飲んでいるのは、成城石井で購入しているアッサムのティーバッグ。
濃いめに抽出して、ミルクティーにする。
コーヒーほど鋭くなく、それでいて眠くなりすぎない。
午後の仕事に向かうためのちょうどいい一杯になる。
さらに気分を変えたい日は、簡単なチャイ風にアレンジする。
やり方はとても簡単。
濃いめに淹れた紅茶に、牛乳を大さじ2~3ほど加える。
仕上げに、シナモンパウダーとジンジャーパウダーをひと振り。
鍋で煮出したり、特別な材料を用意したりする必要はない。
思い立ったらすぐに作れる気軽さも気に入っている。
市販のミルクティーを買うよりも糖分が抑えられるのもうれしい。
今日のような少し肌寒い日に飲むと、スパイスの香りがふわりと広がって、気持ちが切り替わる。

在宅ワークをしていると、家の中にいながら、仕事と休憩の境界線をつくる必要がある。
私にとっては、この一杯がその役割を果たしてくれているのかもしれない。
午後のデスクワークを乗り切るための、ささやかな眠気対策でもある。
ホットの紅茶を入れるときに選んでいるのは、厚みのあるルクルーゼのマグカップ。
友人から結婚祝いでもらったもので、淡いセージグリーンの色みが、癒しになっている。
かなり厚みがあるので冷めにくく、パソコンに向かいながら少しずつ飲むのにちょうどいい。
毎日のように使っているので、食器棚の奥にしまわれることはほとんどない。
気づけば長いこと、このマグカップにはお世話になっている。
コーヒーを選ぶ日もある。
ハーブティーを選ぶ日もある。
けれど、梅雨の肌寒い午後には紅茶がしっくりくる。
気持ちを引き締めながらも、どこか穏やかでいられるからだ。
午後の仕事を始める前。
お気に入りのマグカップから立ちのぼる湯気を眺めながら、今日も最初のひと口を飲む。
そんな小さな習慣が、雨の季節を少しだけ心地よくしてくれている。
今回ミルクティーに使ったのは、普段から愛飲している成城石井のアッサムのティーバッグ。濃いめに淹れるとコクが出るので、ミルクティーや簡単なチャイ風アレンジにもよく合います。
記事の中でも登場したル・クルーゼ(クールミント)のマグカップは、在宅ワークのお供として長く愛用しています。
厚みがあるので冷めにくく、温かい飲み物をゆっくり楽しみたい方にもおすすめです。

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